2011年04月13日

00.社会

東京の旅行会社と県、市が進出協定調印

協定書に調印した(左から)仁坂知事、鹿島社長、大橋市長

協定書に調印した(左から)仁坂知事、鹿島社長、大橋市長

来月、旅行会社の(株)エス・ティー・ワールド(東京、鹿島義範社長)が和歌山市に進出することに伴い12日、仁坂吉伸知事、大橋建一市長、同社の3者で進出協定が結ばれた。大型の事務センターが県内に進出するのは初めてで、地域の雇用拡大や活性化が期待されている。

同社は海外旅行を中心としたオリジナルツアーブランドの企画・販売を行い、海外に16支店を持つ。雇用は、新規に正社員7、8人、パートタイマー200人の採用を予定している。また当面の間、施設内の空き部屋に東日本大震災の被災者や和歌山大学の学生100人を受け入れるという。

調印式は県庁で行われ、鹿島社長は「関西国際空港に近いという利点に加え、社員が合宿のように働く事ができ、和歌山が第二のふるさととなってほしい」 と抱負を述べた。仁坂知事は 「この和歌山に新しい世界を広げてほしい。県としても働きやすい環境となるよう努力したい」 。大橋市長は 「世界に展開するセンターとして新しいチャンスが訪れた。多くの雇用を期待しています」 と語った。





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