2011年05月02日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

住民満足度が向上 紀の川市名手駅前地区

踏切を含めて2車線になる名手市場麻生津線

踏切を含めて2車線になる名手市場麻生津線

紀の川市は、 整備を進めている名手駅前地区(7・9ヘクタール)の住民アンケートから算出した「住みやすさ満足度指数」を発表した。 名手市場麻生津線などの道路整備や公園整備により安全性、 利便性に関する満足度が向上し、 事業前の16年度の2・46(満点5)から0・82上昇して本年度は3・28になった。

市は18年度から、 同駅東側の南北に延びる名手市場麻生津線約300メートルを2車線に拡幅する工事を進めており、 完成は同線上にある踏切拡幅も合わせて本年度末の予定。 また、 同駅北側で道路を東西に結ぶ栄大黒線約200メートルも整備を進めている。

同地区は、 古くから旧那賀町の中心市街地として栄え、 旧町全体の人口の約1割を占める。 しかし、 近年、 人口減少や商店街の廃業、 住民の高齢化が進んでおり、 早期に生活基盤の整備、 改善が望まれていた。 以前は道路が狭かったために緊急車両が入れないなどの課題があったが、 現在は解消している。 また、 大規模地震の際に第一避難所になる公園も建設中。

同地区西側で進められている県の道路整備事業 (栄町線) は、 24年度末の完成を予定している。

市は 「街灯にソーラーパネルを使用するなど、 エコのまちづくりを基本に考えている。 京名和自動車道が完成すれば、 市の顔の一つになる」 と話している。





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