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バックアタックを放つ明和・米澤 |
和歌山市中学校バレーボール選手権大会が29、30の両日、東中学校体育館を主会場に開かれ、男子は明和が5連覇、女子は紀伊が2年連続優勝を飾った。男女ともフルセットの接戦となった決勝は、男子の明和が米澤主将を中心とするパワーで河北を逆転。女子は攻守にわたって全員バレーを展開した紀伊が、粘る東を振り切り優勝旗を手にした。決勝進出の4チームと男子の代表決定戦を制した貴志が6月10日から熊野高校体育館で開かれる県大会に出場する。
◇男子決勝
男子決勝は、明和と河北という昨年秋の新人大会と同じ顔合わせとなった。小学生で全国大会を経験した1年生4人が加わった河北は、序盤から新セッター宇治田陸のトスがさえ、片渕、宇治田樹のスパイクが決まり明和を圧倒、25―20で第1セットを先取した。
後がない明和は第2セット開始早々、米澤の2連続スパイクでリズムをつかむと東方のサービスエースや北のスパイクなどで着実に得点を加え、25―17で挽回した。第3セットも明和の勢いは止まらず、米澤の豪快なバックアタック、福住の効果的なサーブでリードを広げ、24―16で迎えたマッチポイントは相手のサーブミスで決着。からくも明和が連勝記録を伸ばした。
◇女子決勝
女子決勝は、第1セットから紀伊が辻、中屋のスパイク、馬場、小川のサービスエースなどでリードを奪い、終盤の東の反撃を25―19でかわした。序盤からシーソーゲームとなった第2セットは、小差で逃げる紀伊を、東が矢田の力強いスパイクや山際のサーブなどで追い上げ、終盤沼井のアタックで同点、相原のブロックで逆転すると、そのまま25―23でセットカウントをタイに持ち込んだ。
第3セット、紀伊はリベロ澤井の堅実な守りと前久保の的確なトスに中屋、前のスパイクがヒット。中盤のピンチにも辻がきっちり要所を締め得点を重ね25―19で熱戦を制した。県大会出場メンバーは次の皆さん。
【男子】
《明和》監督=堀口泰均▽主将=米澤寛武▽選手=山下恵多、北大輝、福住航基、鍬初和馬、東方一真、金田五月、小野瑛司、川端陸人、尾崎誠哉、平野優心、山本佑稀斗、福田敦士、西川大輔、吉田有輝
《河北》監督=松原大作▽主将=片渕星椰▽選手=宇治田樹、田川雄紀、久保智雅、釘貫拓実、竹中楓、平野一哉、宇治田陸、田村龍宝、立花瑞樹、飯田也真大
《貴志》監督=西上隼人▽主将=横尾裕太▽選手=山本優、貴志洋輔、伊奈大樹、森千晴、中村拓真、横尾祥太
【女子】
《紀伊》監督=山崎満里恵▽主将=澤井麻裕美▽選手=前久保歩紗、小川颯希、辻美咲、馬場百合加、平田朱音、伊藤早耶香、池田愛日里、中屋みのり、前萌里、谷村季穂 《東》監督=中西リエ▽主将=矢田歩▽選手=中島楓、山際里奈、片田比奈、相原朱里、沼井春香、寺下愛菜、田尻真由、山本安那、小阪芹那、西真穂、板崎南美
男子5連覇を飾った明和
女子2年連続Vの紀伊
男子準優勝・河北
女子準優勝・東
男子代表決定戦を制した貴志
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