2011年05月06日

03.スポーツ

紀陽ハートビーツが初V GES杯バスケ

ゴール下に持ち込みシュートを放つ紀陽ハートビーツ・三矢(女子決勝)

ゴール下に持ち込みシュートを放つ紀陽ハートビーツ・三矢(女子決勝)

「紀の国わかやま国体」 (平成27年)に向け紀陽ホールディングスに誕生した女子バスケットボール部 「ハートビーツ」 のデビュー戦として注目された第7回GES杯バスケットボール大会・第65回県春季大会が5日までの5日間、 和歌山市の県立体育館で開かれた。 男女合わせて34チームが参加、 結成1カ月のハートビーツは攻守にわたって他を圧倒、 決勝でも前回準優勝のRED・STAR(レッド・スター)を98―46で破り初優勝を飾った。 男子はD―ride(ディー・ライド)がW(ダブリュー)を88―60で下し2連覇を達成した。

◇女子決勝
紀陽98(32―9、18―12、16―15、32―10)46RED
片山博臣代表取締役をはじめ紀陽関係者ら200人が詰めかけ、 ハートビーツの一人一人に熱い声援を送った。 開始早々、 やや硬さが見られたものの三矢、 青山のシュートなどで主導権を握ったハートビーツは着実に得点を重ね第1クオーターを32―9、 第2クオーターでは唯一の県内出身者で開智高OGの武内も出場、 果敢に攻め50―21で前半を終えた。

第3クオーターはRED・STARが反撃、 伊藤から前田への連携プレーがややスタミナ切れのハートビーツの守りを破り、 16―15とほぼ互角の展開となった。 最終第4クオーターはハートビーツが奮起、 武内のスリーポイントや終了間際に広倉が連続でシュートを決め、 32―10としトータルで52点差をつけ快勝した。

ハートビーツの小野コーチは 「今は体力強化の走る練習を中心に行っているが、 試合の後半では体力が落ち、 集中力を欠くシーンもあった。 キャリアのある選手ばかりだから、 これからじっくり時間をかけ8月の国体近畿予選にはピークに持っていきたい。 来年のこの大会は全試合100得点以上、 20失点以内を実現させたい」 と力強く語った。 武内選手は 「最初はプレッシャーもあったが、 多くのみなさんの声援が力になり気持ちよくプレーできた。 次も頑張る」 と目を輝かせた。

◇男子決勝
D―r88(21―15、18―17、23―13、26―15)60 W

男子決勝は、 先制点を挙げたD―rideをWが僅差で追う展開となった。 第1クオーター終了間際には、 Wが3点差まで迫ったがここでD―rideの松澤が鮮やかにスリーポイントシュートを決め、一気に突き放した。 第2クオーターからはD―rideがスピードを生かした上野や宮村、布居らのシュートで着実にリードを広げ、 後半もWに追撃を許さず28点差で逃げ切った。 優勝、 準優勝メンバーは次の皆さん。

【女子】
《紀陽ハートビーツ》コーチ=小野利充▽主将=安川明穂▽選手=広倉千夏、 三矢紗由季、 青山詠美、 前川綾香、 菅沼夏菜、 高橋咲、 中川優、 武内綾乃 《RED・STAR》コーチ=前田和巳▽選手=前田和香、 倉田夕紀、 近江郁子、 北林智恵、 安達由美、 西野里佳子、 浜田真衣、 伊藤有紗

【男子】
《D―ride》コーチ=武田真和▽選手=田原一磨、 松澤雄介、 上野慎治、 大岡廣輝、 大竹拓哉、 小田健一、 和田直大、 三田一磨、 宮本誠士、 宮村悠、 山西巧真、 布居怜 《W》コーチ=谷本浩一▽選手=横田繁雄、丹生利道、野木純、堀之内隼人、萱野雅章、 谷本浩一、 千品亮太、 前田和巳、 谷幸治、 宮野央充、 村田誠一





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