2011年05月13日

03.スポーツ/05.紀の川・岩出・海南・紀美野

6月の県大会へ一丸 海南三中男子バスケ部

第三中学校の男子バスケ部の選手たち

第三中学校の男子バスケ部の選手たち

6月12日に那智勝浦町で開かれる第62回県中学校バスケットボール選手権大会に、 海南市鳥居の市立第三中学校の男子バスケ部が出場する。 ことしのチームは他校に比べて小柄な選手が多いため、 攻守の切り替えの早さはどこにも負けないよう練習を積み重ねてきた。 チームは 「悲願の県大会優勝を、 そして近畿大会で通用する戦いを」 と目標を高く掲げている。

部員は3年生8人、 2年生13人、 1年生2人。 スローガンに 「大を誇らず、 小を恥じず、 そしてひるむことなく」 「意志あるところに道は開ける」 を掲げる。 これまで春の同大会3位、 夏の総合体育大会3位、 秋の新人大会2位など、 各大会で入賞しているが、 和歌山市の西浜中に決勝で何度も破れるなど、 あと一歩で優勝を逃してきた。

ことしはスタメンの最高身長168センチ、 チーム平均150センチ半ばと小柄な選手が多いため、 練習はスピードアップとチームワーク強化に特化。 体格差をカバーしつつ、 常に攻撃的なスタイルで勝機をつかむ作戦だ。 月2回の県外遠征などで近畿ベスト4と対戦し、 経験を積んだ。 今後は試合後半の士気の低下をどう防ぐかが課題だ。

主な選手では、 荒木主将はチーム唯一昨年もスタメンを経験。 得点源のシューターとして仲間からの信頼も厚い。 栗本副主将は体の幅を生かした堅実なプレーが光る。 出口は独特な動きのリズムで相手を翻弄 (ほんろう) するのが得意。 重光は6番手だが、 相手のタイミングを外したシュートでチームに勢いを呼び込む。 また、 下級生ながら2年の塩﨑は昨年県選抜メンバー入りした逸材。 山本も身長の低さを感じさせない体を張ったプレーでリバウンドやディフェンス面で活躍する。

荒木主将は 「バスケがプレーできることに感謝し、 いつも通りの力を発揮してチーム一丸となって県優勝を目指します」 と意気込んだ。 メンバーは次の通り。

【第三中学校男子バスケットボール部】顧問=本田昌寛▽主将=荒木翔太▽選手=栗本柊人、 藤崎竜哉、 出口大地、 重光渉、 中井康斗、 野口直杜、 森下洋人、 毛見駿介、 塩﨑斗真、 山本裕真、 奥ノ谷竜、 柏原飛呂、 日高昂志、 尾崎克哉、 尾崎孝樹、 京谷伸二、 坂本竜東、 佐藤涼平、 中野拓海、 東岡史弥、 山野友郁、 松田郁起





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