2011年05月15日

00.社会

「早くバナナの顔に」新パーソナリティー谷口さん

「早くバナナの顔に」新パーソナリティー谷口さん

元気いっぱいにラジオ放送する谷口さん

エフエム和歌山(87・7MHz)で毎週火曜午前10時に放送中の 「バナナモーニングインフォメーション」 で、 和歌山の情報を楽しい音楽とともに紹介しているのは、 この春同社に入社したばかりの谷口奈緒子さん(22)。 谷口さんは 「少しずつ自分の色を出して 『バナナの顔』 と胸を張って言えるようになりたい」 と意欲満々に話している。

谷口さんは、 和歌山大学教育学部音楽専攻を卒業。 大学の先輩だった山崎文香さんが担当していた番組を引き継ぐことになった。 谷口さんは、 山崎さんの第1回放送での記念すべきリクエスト第1号で、 「まさか自分がその番組を担当することになるとは、 思いもよらかった」 と不思議な縁を感じているとか。

谷口さんは小学2年生でエレクトーンを始め、 中学では吹奏楽部、 高校で合唱部に所属。 バンドを組んでキーボードを担当するなど、 身の回りには音楽が溢れていた。 クラシックやポップス、 ジャズなど、 さまざまな音楽に触れてきたので、 今の仕事に自然になじむことができたという。

情報を発信する立場になってからは、 ネタ帳を持ち歩くなど、 情報収集に敏感に。 伝えることの難しさを感じながら日々格闘中だといい 「平日朝の放送なので、 主婦の方やお年寄りなど幅広い人に、 明るい気持ちになれる時間を届けたいですね」 と話している。

1時間の生放送は緊張の連続。 自然体で話すことを心掛けるあまり、 つい和歌山弁が出てしまったり、 1回目の放送では、 間が空きすぎるというハプニングもあった。

友人が谷口さんの名前を聞き間違えたことからついたあだ名アレックスは、 今ではリスナーにも親しまれているそうで 「仕事でかかわる人は皆さんいい人ばかり。 ここに来て、 よく笑うようになりました」 と笑顔いっぱい。 その生き生きした様子は声に表れ、 ラジオからも谷口さんのパワーや楽しさが伝わってくるよう。 「リスナーからの反応が一番の原動力」 と、 思いを電波に乗せ、 きょうもラジオで元気を届ける。





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