2011年05月16日

00.社会

和歌祭にぎわう 初夏の和歌浦時代絵巻

108段の階段を下りる神輿(紀州東照宮で)

108段の階段を下りる神輿(紀州東照宮で)

約400年の伝統を誇る紀州東照宮の例大祭 「和歌祭」 が15日、 同神社と和歌浦周辺で行われた。 最初の見せ場 「神輿(みこし)おろし」 では、 男衆が108段の階段を神輿を担いで下り、 鎮守の森に 「チョーサー」 という威勢の良い掛け声が響いた。

神輿や、 それに従う各集団が片男波の御旅所(おたびしょ)を通り神社まで戻ってくる 「行列渡御」 は、 沿道の多くの観客に見守られ、 約4キロのコースを3時間半かけて練り歩いた。 子供連尺や舞姫、 面被(百面)など華やかな時代衣装に身をまとった900人が演舞を披露すると、 カメラマンたちはベストショットを狙ってシャッターを切っていた。

和歌祭は、 初代紀州藩主徳川頼宣が父・家康の霊を慰めるため1622年に始められた。





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