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展示されている船戸美姫 |
県立紀伊風土記の丘(和歌山市岩橋)が募集していた古墳時代の人骨の愛称が「船戸美姫(ふなとみひめ)」に決まった。同館では6月12日まで記念展示を行っている。
人骨は、昭和52年に岩出市の船戸山古墳で発見されたもの。兵庫県医科大学で調査したところ、10代の女性で、船戸地区の豪族だったとみられる。ことし1月から2月にかけて愛称を募集したところ、県内外の141人から130件の応募があり、第1次投票で3件にしぼり、第2次投票で半数票を得た同愛称に決まった。次点は「船戸姫」「紀船姫」。このほか「紀伊姫」「和歌姫」などがあった。
同館学芸課の仲原知之さん(37)は「人骨だけだと男女分からないけれど、名前が付いたら愛着がわいてかわいく見えるのでは」と話している。
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