2011年06月03日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

りらで宝子さんがPV撮影 生徒も出演

りらで宝子さんがPV撮影

カメラに向かって笑い掛ける生徒たち

紀美野町真国宮のりら創造芸術高等専修学校 (山上範子校長) でこのほど、 同校の音楽特別教師で和歌山市出身のシンガーソングライター・宝子 (たからこ)さん (34) が、 オリジナル曲 「つわぶきの花のように」 (宝子さん作詞作曲) のプロモーションビデオ (PV) を撮影し、 生徒24人もエキストラ出演した。 ユーチューブなどインターネットを通じ、 夏ごろに公開される。

撮影には海南市の化粧師秀 (けわいし・ひで) こと池端秀之さん (47) と 「スタジオなび」 などが協力。 教室に照明やカメラなどの機材が持ち込まれ、 撮影が始まった。 曲の歌詞に 「ほんの小さな花だけど、 そのつぼみを君にもあげよう」 とあるように、 生徒が花を渡したり、 笑顔で手を振るシーンなど、 さまざまな角度から撮影した。 生徒たちは自然な笑顔をカメラに向け、 宝子さんのイメージ通りになるように協力。 表現のプロの仕事を間近で見られると、 みんな意欲的だった。 ほかにも歌ったり、 走ったり、 外でサッカーする場面も撮影した。

宝子さんから授業でボーカルの指導を受けている2年生の井上由貴さん (16) は 「初めて出演して緊張したけど、 歌っているうちに気分も上がってきてすごく楽しかった」 とにっこり。 宝子さんは 「生徒たちから元気をいっぱいもらえました。 見た人も元気になれるような良い作品になってほしいですね」 と満足そうだった。

「つわぶきの花のように」 は、 和歌山市で通所授産施設などを運営する社会福祉法人つわぶき会 (岩橋正純理事長) から依頼を受けて作ったもの。 施設の応援歌として約3年前に 「みんなで作ろう」 をコンセプトに施設職員や利用者と一緒に制作した。 冬の時期、 小さな黄色い花を咲かせるツワブキにちなみ、 「力強く生きる大切さ」 「未来に向かって歩んでいく希望」 などさまざまな人の思いが込められた優しい曲になっている。

PVには生徒のほか同会の施設の利用者や一般人ら約50人が出演する。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif