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サッカーシュミレーションを手に上山さん右と鈴木さん左と研究室の皆さん |
先月大阪で開かれたロボット競技大会「ロボカップ・ジャパンオープン2011大阪」(234チーム846人参加)に近畿大学生物理工学部知能システム工学科・ソフトコンピューティング研究室(河本敬子講師)の4年生5人が出場し、上山綾香さん(21)、鈴木博美さん(22)ペアが「サッカーシュミレーションリーグ(2D)競技部門」で3位入賞を果たした。同研究室は5年連続出場しているが、入賞は初めて。
同部門は、コンピューターの画面上でサッカーを行うもので、自身の判断で動く人工知能をプログラムした選手11人を使用。選手同士が互いにコミュニケーションを取りながらプレーしたり、選手が走り過ぎると疲れるなど、実際の試合に忠実に作られている。
当日は10チームでの総当たり戦。2人は約1年かけて準備してきた成果を発揮して勝ち進み、強豪の立命館大学や東京電機大学のチームにも勝利した。
上山さんは「『大会に出られるのか』というところから始まりましたが、成績を残せて良かったです」。鈴木さんは「来年も入賞できるように後輩に引き継いでいきたい」と話していた。
ロボカップは2050年までに、人間のワールドカップ優勝チームと実際に対戦し勝利することを目指して開かれている。
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