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大江教育長にサイン入りの盾を贈る森島さん |
サッカーのホームゲームに小学生を招く「親子観戦企画」に和歌山市教育委員会の協力を得ようと、「モリシ」の愛称で知られる元サッカー日本代表の森島寛晃さん(39)らJリーグ・セレッソ大阪(大阪サッカークラブ(株))の関係者3人が8日、和歌山市役所を訪れた。同企画で市内の児童が対象になるのは初めてだという。
観戦できる試合は、夏休み最後の日曜日となる8月28日、大阪長居スタジアムで行われる「セレッソ大阪・浦和レッズ戦」(午後6時キックオフ)。ホームサポーター自由席に5000組1万人の親子を招待する。市立小学校に通う全児童約2万人を対象に申し込みの詳細を掲載したチラシを配布し、7月末まで応募を受け付けるという。
森島さんは、平成14年の日韓W杯(ワールドカップ)に出場するなど日本を代表する選手として活躍。同杯グループリーグ(チュニジア戦)での得点シーンは記憶に新しい。同20年に現役を引退し、現在はセレッソ大阪のアンバサダーなどとして活動している。
この日は、引退記念に作った盾にサインをして市教委の大江嘉幸教育長にプレゼント。約30分間、雑談も交えながら話し合いが行われた。
森島さんは「子どもたちに夢を持ってほしい。プロの試合を見ることでいい体験になると思う。和歌山から世界で活躍する選手が出てくれることを願っています」とサッカー少年たちにメッセージを送っていた。
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