2011年06月14日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

緑に映える紺と赤 早乙女衣装で田植え体験

早乙女衣装で田植えする棚田むすびの会と参加者ら - 緑に映える紺と赤 早乙女衣装で田植え体験

早乙女衣装で田植えする棚田むすびの会と参加者ら

海南市の孟子不動谷で12日、早乙女衣装で田植えをするイベントが開かれ、地元や和歌山市などから親子連れ約50人が参加した。

地元で里山保全活動に取り組むNPO法人「自然回復を試みる会・ビオトープ孟子」と、棚田保全活動を行う大阪市の市民グループ「棚田むすびの会」が共催。参加者は沖縄県石垣市出身の植物専門家、仲里長浩さんから稲の文化や苗を植える深さなどを教わり、田植えに挑戦した。

田んぼに入った参加者は等間隔に並び、水面に張った糸の目印に沿って苗を植えた。緑豊かな水田で、赤色と紺色の衣装が美しく際立ち、訪れたカメラマンたちがこぞってシャッターを押していた。

初めて早乙女衣装を身にまとった和歌山市の西野遥香さん(12)は「田植えも初めて。昔にタイムスリップしたみたいでとっても楽しかったです」とにっこり。棚田むすびの会の扇田久美子会長(41)は「早乙女衣装での田植えを通じ、日本の良き伝統文化を残していきたい」と話していた。





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