2011年06月21日

00.社会

若者65人が腕競う 美容技術選手権大会

技術を競い合う選手たち - 若者65人が腕競う 美容技術選手権大会

技術を競い合う選手たち

美容師の技術向上を図ろうと、県美容業生活衛生同業組合は20日、和歌山市紀三井寺の和歌山地域地場産業振興センターで「第44回県美容技術選手権大会」を開き、学生や若手の美容師ら65人が出場。パーマのロットを巻き付ける「ワインディング」のほか「カット」「ロングスタイル」「留袖着付」などの7部門で、選手は制限時間の中で腕前を競った。


学生の部では、テーブルにマネキンの頭部を設置。髪を濡らすなどの下準備をした後、開始の合図で一斉に52本以上のロットを巻き付けるワインディングや、ショートボブスタイルのカットが始まった。20分の制限時間の中、選手らは真剣な表情でくしで髪を取り分け、手際よくロットを巻き付けたり、カットを行った。

高等美容学校1年の福地慶子さん(19)は「納得のいかないところもあるが、ロットを巻き切るという目標は達成できた」と笑顔。山根博理事長は「大会は先輩の技術を学んだり、意識向上などの場。将来において和歌山の業界を引っ張っていく人材が育っていってほしい」と話していた。

各部の優勝者は次の通り。

【学生の部】ワインディング=木下綾乃(IBW美容専門学校)▽カット=梅崎秀洋(高等美容学校)

【一般】ワインディング=堺美典(田辺市)▽ロングスタイル=津本眞利子(和歌山市)▽留袖着付=榎本有里子(有田市)▽中振袖着付=平岡瑛莉(有田市)▽カット&ブロー=最田資三(和歌山市)





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