2011年06月24日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

岩橋さん、弓庭君に優秀賞 少年メッセ海草大会

少年メッセ海草大会

入賞者の皆さん(前列一番左が岩橋さん、隣が弓庭君)

紀美野町動木の中央公民館でこのほど、 中学生が自分の意見を発表する 「少年メッセージ2011 海草地方大会」 が開かれ、 優秀賞に野上中3年の岩橋唯さん (14)、 長谷毛原中3年の弓庭淳史君 (同) が選ばれた。 2人は7月30日、 橋本市教育文化会館で開かれる県大会に出場する。

海南市、 紀美野町の10中学校の代表者10人が出場した。 会場には生徒の晴れ舞台を見ようと、 保護者や学校関係者ら約250人が訪れ、 会場は満席になった。
大会は、 生徒が普段感じている思い、 将来の夢などを発表する場。 審査員は中学校の校長や教育委員会の職員ら7人。 声の大きさや話し方、 共感や感動を与えたかなどを審査した。

岩橋さんは部活をテーマに 「かけがえのない時間の中で」 と題して発表。 陸上部の長距離でメンバー入りできなかった悔しさ、 支えてくれた家族への感謝、 走り続けていく決意などを、 はきはきとした声で発表した。

弓庭君は災害をテーマに 「七・一八水害と東日本大震災」 と題して語った。 昭和28年に県北部を襲った大水害について祖父母から教わり、 災害の怖さを実感したといい、 東日本大震災の被災地を応援しようと太鼓部でチャリティコンサートを開いたことなどを、 身ぶり手ぶりを交えながら強く訴えた。

審査委員長を務めた海南中学校の福田佳史校長は 「中学生は多感な時期。 言葉に関する思い、 夢など、 いろいろな思いをつづってくれた。 きょうの発表を宝にしてほしい」 と講評した。

また、 審査中にはきみの児童合唱団、 野上中学校吹奏楽部が歌や音楽を披露し、 会場を盛り上げた。 奨励賞、 入選者は次の皆さん。

奨励賞=湯谷かず (第三3年) 「独りぼっち」、 岩尾侑芽 (下津第二3年) 「生きるということ」、 蓬莱夏野 (下津第一3年) 「言葉の力」 ▽入選=中村春花 (美里3年) 「私の夢と今伝えたいこと」、 中山友歌 (海南3年) 「言葉の重み」、 芝崎保乃香 (東海南1年) 「ちりも積もれば山となる」、 山田美那子 (巽3年) 「言葉の力」、 谷口絢香 (亀川3年) 「言葉の暴力」





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