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協定書を手に記念撮影する(左から)西村社長、仁坂知事、芝村善治NEXCO関西支社長 |
県とNEXCO西日本(西村英俊社長)は5日、震災などあらゆる災害に備え、情報交換などの連携を図る「災害時における相互協力に関する協定」を締結した。
協定では災害発生時、NEXCOの情報連絡員を県へ受け入れた情報交換▽県道、高速道路の通行止めなどの情報を相互で発信すること▽救急車など緊急車両の高速道路の緊急用出入り口の利用▽災害時の対処に高速道路の空き敷地を利用することなどを盛り込んだ。
協定書に調印した仁坂知事は「和歌山でも大震災が懸念されている中、県民をどう助けるかは課題。今回の東日本大震災でも高速道路の役割は日本全国で評価され、期待は高まっている」、西村社長は「何か起こった時に県とスムーズな連携を取れるチャンスでもある。意義のある協定。県の役に立つよう祈念したい」と話していた。
また、和歌山の観光資源を生かした活性化を目指す「包括的相互協力協定」も同時に結んだ。NEXCO西日本管内のSA、PA291カ所で優良県産品「プレミア和歌山」の情報を発信するなど、相互の活性化へ向けた取り組みを行う。NEXCOとの包括的協定は近畿では奈良県に次いで2番目、災害時協定は和歌山が最後となった。
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