８月１日から「かいなん夢風鈴まつり」

「かいなん夢風鈴まつり」 が8月1日から15日まで海南市内で開かれる。 昨年始まった漆塗りの風鈴 「夢風鈴」 を生かしたまちおこしイベント。 期間中、 町中に約2000個の風鈴が飾られる。 また、 神社など市内全12カ所を回るスタンプラリーは、 夢風鈴をはじめ、 地場産品などの景品が当たる抽選に参加できる。

紀州漆器の町、 海南市の新しい夏の風物詩にしようと、 海南商工会議所、 紀州漆器協同組合などでつくる実行委が主催。ことしのテーマは 「笑顔を合わせ、 力に変えよう! 紀州海南から元気をお届けします」。売り上げの一部を東日本大震災の復興支援に充てる。

ことしの夢風鈴は色や形をリニューアルさせた。 波模様で清涼感を表現し、 これまでの赤色と黒色の他、 緑色も用意。 それぞれ丸型としずく型があり、 全6種類になった。 前回、 参加者から 「夢風鈴を買いたい」 という声が多かったことから、 今回は販売も行う。 販売する 「2011限定版」 は、 伝統工芸士で蒔絵師の林克彦さん (49) が手掛けた。「金魚」 「ナス」 「ブドウ」 など動植物の絵柄が描かれている。 8月7日にJR海南駅前で開くメーンイベントで販売。 値段は未定。

また、 市内13カ所の飲食店で特別メニューが楽しめる 「かいなん夢風鈴ぐるめ」、 豪華賞品が当たる 「フォトコンテスト」 など新企画も追加。 「変わり風鈴探し」 では、 各神社に飾られた約100個の中から、 ある1文字が入った特別な1個を探し、 全12カ所を回って12文字のメッセージをつなげる。 達成者には抽選で景品を贈る。

同実行委は 「地元から元気を発信する夏祭りになれば。 是非多くの人に足を運んでもらいたい」 としている。

問い合わせは同実行委 (TEL073・482・4363)。