2011年07月21日

00.社会

「土用の丑の日」で香ばしい香り漂う

和歌山市南大工町の 「トリハル」

紀州備長炭で焼かれた香ばしい香りが漂う

「う」 の字が付く物を食べると夏バテしないといわれる 「土用の丑(うし)の日」 の21日、 和歌山市南大工町の 「トリハル」 (田中利明社長) では、 朝早くからうなぎを買い求める客が長蛇の列をつくった。

同店は、 徳島県産の国産のみを販売。 紀州備長炭で焼かれた肉厚のうなぎは、 約100年継ぎ足している秘伝のたれの中をくぐり、 焼き終わりに再度たれを付ける。

「焼きたてを提供したい」 と予約は一切なし。 朝から夕方まで1200匹のうなぎを焼く。 ことしは稚魚が捕れないので集めるのが大変だったという。

同市田尻の潮崎勝馬さん (61) は 「毎年、 買いに来る。 夏を元気に過ごせるように自宅と娘の分を買います」 と笑顔。 5代目の田中社長 (54) は 「普段から国産と味にこだわっています。 信用が第一。 おいしくて良いウナギを売ります」 と話していた。 ことしは8月2日に 「二の丑」 があり、 土用の丑の日が2回ある。





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