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珍しいウナギを観察する子ども |
海南市船尾の県立自然博物館で8月31日まで、 ウナギ尽くしの特別展 「うなQ~ウナギの不思議~」 が開かれている。
ウナギは 「土用の丑 (うし) の日」 などで古くから日本の食文化と深い関わりを持つ。一方で生態が謎に包まれた魚でもあり、 近年、 マリアナ諸島沖で卵が発見されるまで正確な産卵場所すら把握されていなかった。 今回は最新の研究成果やウナギをめぐる文化、歴史など、 さまざまな角度から紹介する。
展示するのは、 世界で初めて見つかった親ウナギの標本など珍しい展示物、 日本に生息する3種類の生体、 漁具や絵馬、 漫画など約90点。 透明な体をしたウナギの稚魚 「レプトケパルス」 も展示しており、 子どもも大人も水槽の中で泳ぐかわいい姿に驚いていた。
和歌山市野崎の田野岡愛奈ちゃん (8) は 「魚がめっちゃ好き。大きいウナギや透明なウナギを見て楽しかった」 と喜んでいた。 期間中は来館者に特別展バージョンの自然博物館カードをプレゼントする (なくなり次第終了)。 詳しい問い合わせなどは同館 (TEL073・483・1777) へ。
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