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全関西大会に挑む雑賀ミニバスケットボールクラブの選手たち |
12日に広島県立総合体育館で開幕する 「東日本大震災」 被災地復興支援第35回全関西ミニバスケットボール交歓大会に出場する雑賀ミニバスケットボールクラブの選手たちが、 日々練習に励んでいる。 永広敏之監督(40)は 「冬の全国大会につながる大会にできれば」 と話している。
同チームは先月、 和歌山ビッグホエールで開かれた第12回県夏季大会の決勝で黒江(海南市)を80―43で圧倒。 全関西への出場を決めた。
チームの特長は、 スピード。 普段の練習から走ることを意識したメニューが組み込まれている。 平均身長が146センチと小柄なチームだが、 身長差を持ち前のスピードで補っている。また、選手の将来を考えた永広監督の意向で、 試合では決められたポジションがない。 そのため選手たちが流動的に動き、 それぞれの役割をこなすことができる。 守備は粘り強さが身上で攻撃は速攻を中心に展開。 チームのキーマンは6年生の田林主将。 4年生から試合に出場しているため経験も豊富で、 正確なパスを供給するチームの心臓だ。坂下副主将(6年)は献身的に田林主将を支え、 ムードメーカーとしてチームを活気づけている。 確かな技術も光る。
田林主将は 「まずは1勝。 最終目標は優勝」 とし、 坂下副主将は 「みんなで優勝を狙いに行く」 と意気込んでいる。
〔雑賀ミニバスケットボールクラブ〕 監督=永広敏之▽コーチ=井田圭紀▽主将=田林健▽選手=坂下直輝、藤田凱、樫畑勇佑、岩田駿、豊田直紀、峯野晴貴、牧田昇真、中野翔護、梅田八雲、吉田忍、 新名英生
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