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陶器でできたミニ下駄 |
毎年約3万50000人が訪れる海南市の盆恒例の夏祭り「下駄市」が14日午後6時から、同市黒江の川端通りで開かれる。
黒江は紀州漆器で知られる町。江戸時代には、漆器職人が盆の薮入りに足元をきれいにしてから実家へ帰ろうと、新しい下駄を買う風習があり、盆の時期に下駄の市が並んだことが下駄市の始まりとされる。
ことしも約150軒の夜店が並び、格安のものから高価なものまでたくさんの下駄が販売される。午後5時からは誰でも参加できる恒例の「ゆかた姿コンテスト」も開かれる。参加無料。
毎年出店している同市別所の「雨の森陶芸の里」では、ことしも陶器で作った下駄を販売する。大きさは5~10センチで、「手乗りサイズでかわいい」と毎年人気の商品だ。価格は700円から。
下駄市についての問い合わせは実行委(TEL073・483・5220)へ。
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