2011年09月26日

02.政治・経済

児童遊園土地購入の議案否決 和歌山市議会常任委

和歌山市が市議会9月定例会に上程していた議案 「土地賃貸借契約締結等請求調停事件の和解」 について、 議案を付託された経済文教委員会は26日、 採決を行い、 反対多数で否決した。 30日の本会議に諮るが、 否決される見通しが強いとみられる。 議案が常任委員会で否決されるのは平成14年12月議会の 「職員給与条例の一部改正案」 以来8年ぶり。

同事件は、 同市中筋日延字薮裏の 「中筋日延児童遊園」 (342平方メートル) が私有地だったため、 元の所有者からこの土地を購入した現在の所有者 (堺市の男性) が、 市に対して遊具の撤去を求めていた。 市は民事調停での和解を受け入れ、 同土地を530万1000円で買い受けることを明らかにし、 議会の承認を求めて上程した。

同委員会では、 委員から 「公園は住宅地造成事業に関する法律の規定で、 開発行為完了の次の日から市に帰属していた。 公園は元来、 市の所有だから、 すでに和解すべき論拠がない」 と反対の立場から討論があった。





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