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記念の柱を立てる生徒たち |
紀美野町野中にある美里中学校(高岡成豪校長)の3年生19人が6日、卒業記念行事として、神野市場の柿畑にシダレザクラの苗木19本を植えた。
日本一美しい郷を目指して、昨年からサクラ、モミジ、イチョウなどの植樹を進めている紀美野町まちづくり推進協議会(嶋田惠美子会長)の協力で実施。同会の大竹康夫さん(58)、中谷一さん(68)らが植え方を指導し、 「皆さんにも手伝ってもらって、美しい郷にしていく夢を実現させたい」とあいさつした。
生徒はスコップで穴を掘って、まだ細いサクラの苗木を1本ずつ丁寧に植樹。すべて植え終わると、最後に「美里中卒業記念」 と書いた記念の柱を立てた。3年後くらいからぽつぽつと咲き始めるという。宗和裕紀君(15)と東孝亮君(同)は、 「どんなサクラが咲くか今から楽しみ」 「まちを美しくする活動に参加できてうれしいです」と話していた。
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