2009年03月29日

00.社会

珠算検定1級満点合格

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そろばんを手に笑顔の青木さん

和歌山市立河北中学校1年の青木菜莉さん(13)が、このほど行われた日本商工会議所主催の第185回珠算能力検定の1級試験で満点合格を果たした。全国で1級の受験者数は9225人で、満点合格は全国で23人、県内ではただ一人という。青木さんは「試験では緊張で思うように指が動かなかったので、まさか満点が取れるなんてびっくりです」と喜んでいる。

1級はかけ算、わり算各20問、見取り算10問の計50問を30分内で行う。300点満点で、240点以上取れば合格。青木さんは小学5年生で1級に合格。今回は満点を目指し、見事達成した。
青木さんは小学3年の夏休み、同市野崎の「野崎珠算塾」に通い始め、今も週に3回の練習は欠かさない。部活動との両立で、遅い日には午後9時近くまで続くこともあるという。
同塾は珠算9段取得者数が県内一(6人)という名門で、40年の指導歴を持つ辻村政義さん(61)も、「まれに見る素質の持ち主。負けん気が半端じゃないですよ」と期待を寄せる。本人は「検定や大会では実力を発揮できないことが多い」と話すが、関西学年別そろばん競技大会で2度優勝。うち昨年11月の同大会では全参加者最高得点で優勝するなどの実力を持つ。
すでに全国珠算教育連盟の珠算4段、暗算8段を取得しており、今後は「珠算では6段、暗算では10段」と日々練習に励んでいる。




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