春の全国交安運動スタート

春の全国交通安全運動の初日の6日、 県・交通事故をなくする県民運動推進協議会 (会長・仁坂吉伸知事) 主催の出発式を皮切りに、 県内各地で啓発活動やイベントがスタートした。 運動は15日までで、 今回は 「子どもと高齢者の交通事故防止」 「シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」 などが重点。 初日はウインズの平阪佳久さんが市内の特別ゲストとして各署のイベントに出演した。

出発式 県庁前で行われた出発式には、 県・県警本部・県交通安全協会・県交通安全母の会など関係機関から約200人が参加。 仁坂知事は 「油断せずに交通に対処し、 酒を飲んだら車に乗らないなど守るべきことを守ることが大切」、 県警本部の永松健次本部長は 「県民一人ひとりが交通マナーを高める契機になれば」 とあいさつ。 新小学1年生代表の和歌山市立雄湊小学校の岡山浩久君(6)、 安野晴香ちゃん(6)が仁坂知事に 「僕たち、 私たちは交通ルールを守ります」 と宣誓。 式の終わりに県 ◇
和歌山東署 同署交通課員や東地区交通安全推進協議会のメンバーら約60人が参加して行われた出発式では、 三原秀署長が 「交通事故防止に最も有効なのは啓発活動。 気を引き締めて事故防止に努めてください」 とあいさつ。 交通安全協力隊の大型二輪10台が同署を出発し、 田中町や昭和通りをパレードした。
エバグリーン宮前店では、 東地区交通安全母の会メンバーら約20人が買い物客にチラシなどを配布し、 交通安全を呼びかけた。
同署のことし1月から今月5日までの死亡事故はゼロ、 前年同月比の交通事故総数は2割減の346件。
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和歌山北署 和歌山北署は和歌山市湊の住友金属工業PRセンターで、 二輪車安全運転講習会を開いた。
同社関係会社・協力会社から約100人が参加。 県警本部交通機動隊が講師を務め、 バランス感覚を養うための長さ約12mの一本橋や、 止まったり曲がったりする技術を高めるためのスラローム走行、 急ブレーキの練習などを実践。 機動隊の指導を受けながら、 参加者は通勤用の原付やバイクに乗って慎重に練習に取り組んでいた。
駆けつけた平阪さんは持ち歌を交通安全にかけた替え歌にして披露し、 会場を沸かせていた。