2009年06月21日

00.社会/05.紀の川・岩出・海南・紀美野

モモの出荷始まる

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機械で選別されるモモを箱詰めする餅谷さん

全国有数のモモの産地、紀の川市でモモの出荷が始まった。同市井田のJA紀の里農産物流通センターでは場内一体に甘い香りが漂い、作業員が手際よくネットをかぶせ、箱詰めしている。現在選果されているのは、早生品種の「桃山白鳳」。JA関係者によるとことしは天気がよく雨が少なかったので味は最高。今後は「日川白鳳」、「八幡白鳳」などの品種が順番に収穫され、晩生品種が盆明けまで出荷され全国の消費者に届く。

現在、流通センターに一日に出荷されるモモは約10トン。最盛期には40~50トンになるといい、年間1200トンを見込んでいる。作業員もピーク時には約180人で対応するという。同センターの販売部の冨尾幸司さんは出荷のピークを「毎年25日ごろからです。ことしは豊作で昨年の出荷量を超えそうです」と笑顔。台風などの被害もなく、品質は上々。作業をしていた餅谷ミエ子さん(62)は「色もいいし、味もいい。皆さんにどんどん食べてもらいたいです」と話していた。
また、同市桃山町元の桃山選果場でも17日から出荷が始まった。現在一日約1トン。最盛期には約80トンまで増加し、年間約1200トンが出荷される。
JA紀の里桃山支所の高橋昌己課長は「ことしのモモは玉は小さいが、天気がよく雨が少なかったので味は最高。あら川のモモはピンク色で見た目も上品。品質で勝負しています」と自信をのぞかせている。



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