|
農業改革の政策をアピールする平野参議(左)と阪口氏 |
民主党の平野達夫参院議員(参院農水委員会委員長)、次期衆院選和歌山2区から立候補を予定している阪口直人氏ら同党農水キャラバン隊が20日、農家の生の声を聞こうと、紀の川市やかつらぎ町の農業関連施設などを訪問した。
キャラバン隊は、同市のJAめっけもん広場や、農業総合研究所の集荷場、かつらぎ町のカキやモモの畑を視察し、紀北地域の果樹農家の実状を把握。JA紀北かわかみの藤井静雄組合長を表敬訪問し、民主党の「農業改革政策」に理解を求めた。
また、農業従事者15人とかつらぎ町の大谷公民館で意見交換。果樹農家らは「スーパーなどの流通ルートでは、生活費の確保さえままならない」と現状を訴えた。平野参院議員は、果樹栽培は対象外ながら、生産費と市場価格が逆転した際に農家に赤字分を補填する個別所得保障案などを提示した。
05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事