2009年06月05日

00.社会

ハローワーク窓口で精神障害者就労支援

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相談に乗る精神保健福祉士

精神障害がある人の就職活動を応援しようと、 和歌山市美園町のハローワーク和歌山 (岩﨑保樹所長) は5月から、 専門的知識や支援経験のある精神障害者就職サポーターを窓口に配置している。 毎週水曜日の午後1時半から5時と日時限定だが、 4回で延べ11人が訪れ、 一人の就労が決まった。 関係者は 「連携を図りながら一人でも多く就職できるよう取り組みたい」 と話している。

鬱 (うつ) などの病気で退職し、 治療を受けた後で再就職を希望する人は全国的に増加しており、 精神になんらかの障害がある人で同ハローワークに登録している人は現在1144人。 発達障害など障害の種類も多く個人差もあるため、 職員だけでは障害の特性に配慮した的確な支援ができなかった。
そのため、 昨年4月に厚生労働省が 「精神障害者の常用雇用への移行促進に向けた支援事業」 を開始。 県内各ハローワークがサポーターを置く準備を進めていた。
サポーターを務めるのは精神保健福祉士や社会福祉士、 精神障害者施設職員、 障害者生活相談員など。 カウンセリングを通して本人の状況を把握し、 それを元に職員が就職相談に乗る。 段階的に就業時間を延長しながら、 本人の特性や職場適応を見極めていくこともあるという。
ハローワーク和歌山の藤岡道明統括職業指導官は、 「カウンセリングを受けることで、 本人が新たな方向に気づくこともある。 本人の希望と医師の判断を確認しながら進めている」 と話す。
今までも和歌山障害者就労センターや社会福祉法人一麦会・障害者就業生活支援センター 「つれもて」 が支援を行っていたが、 「つれもて」 の加藤直人さんは、 「利用者はごく一部ですからハローワークの取り組みはありがたい。 連携して就職と定着、 就労拡大を目指したい」 と話している。
電話予約は(073・424・9773)。 海南市船尾のハローワークかいなん(073・483・8609)でも第2、4木曜日の午後1時半から5時に行っている。



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