2009年07月11日

00.社会

お堀でボラが大量死

0907114.jpg

ボートに乗って死んだボラを回収する公園事務所の職員たち

和歌山城のお堀で先月下旬から毎日、 ボラが大量に死んでいることが10日、 分かった。 多い日には70匹を超え、 同日までに200匹以上の死骸 (しがい) を市職員が回収しているという。 原因は不明で、 お堀でボラが大量死するのは初めてらしい。

公園事務所の職員によると、 けやき大通り側にある水門と市堀川がつながっており、 堀には海水が入り込むという。 そのため、 堀に入り込んでいたと考えられるという。

2年前に、 水中の酸素不足が原因でコイが死ぬ現象があったが、 同所の職員は 「ボラがこんなことになるのは初めて見た」 と話す。 ただ、 ボラの数が増えすぎたため、 エサなどが減り 「飽和状態なのかもしれんな」 という職員もいた。

連日、 職員がボートを出して、 40センチを超えるボラを玉網で1匹ずつボートにすくい上げている。 見守る職員からは 「どばり込むなよ」 と応援の声が飛ぶ。

死んだボラからは鼻をつくような腐敗臭がするが、 「慣れればどうってことないよ」 と苦笑い。 回収したボラは焼却処分されるという。



Englishbm_trans.gif  印刷print    はてなブックマークに追加 del.icio.usに登録 Buzzurlに登録 Yahoo!ブックマークに登録 livedoorクリップに登録


00.社会] 同カテゴリの記事

00.社会 - 同カテゴリの記事








sinkipage.gif
カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif