2009年07月11日

00.社会

よみがえる文左衛門の蜜柑船

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紀の国蜜柑舟を囲んでJCメンバー

和歌山青年会議所 (JC、 友渕勝成理事長) は9日、 第41回紀州おどり・ぶんだら節に出す勇壮な山車 「紀の国蜜柑 (みかん) 舟」 を完成させた。

製作は、 JC歴2年目の会員が担当。 会員の職場の倉庫で9日間かけて作った。


山車は約4メートルの木製の舟。 ぶんだら節の由来ともいわれる江戸時代の豪商・紀伊国屋文左衛門の豪放な蜜柑舟をイメージして作られた。 舟の前方部には米俵が3俵。 紀州おどりの本番には、 舟の周りに波しぶきを模した飾りを付け、 JCの2009年スローガンである 「感謝」 と大きく書いた帆を上げるという。

舟の設計を担当した工務店経営の北塚貴啓さん (36) は 「板を使って曲線を表現するのに苦労しました。 おととしも蜜柑舟ではなかったのですが舟を出したので、 同じようにならないように意識しました」。 JC歴2年のスタッフ22人を指導する立場の会員開発委員会委員長の保井伸介さん (34) は 「100年に1度という不況を吹き飛ばすには、 紀の国屋文左衛門の精神を見習いたい。 当日は舟をはさんでにぎやかに踊ります」 と意気込んだ。

JC連は紀州おどりの当日8月1日、 山車とともに約100人が、 けやき大通りを練り歩く。



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