2009年07月12日

00.社会

世界に発信! わかやまポンチ

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わかやまポンチを手に意気込む協会メンバー

県産のフルーツを使ったフルーツポンチ (通称わかやまポンチ) を全国にアピールしようと飲食店経営者や栄養士らが 「全国わかやまポンチ協会」 を発足させ10日、 和歌山市内のホテルで試作品のお披露目が行われた。 メニューや商品として飲食店で提供するほか、 学校給食として子どもたちにも広める方針で、 総裁を務める(株)三八波の田上義人代表取締役は 「和歌山への愛に溢れるわかやまポンチが完成した。 全国、 全世界にフルーツ王国を発信していきたい」 と力強く語った。

(株)中心屋の斎藤忠孝、 (株)信濃路の西平都紀子両代表取締役、 South West cafeの小山よしお代表らを執行部として発足。

「わかやまポンチ」 は、 和歌山産梅の甘露煮やシロップを使っている▽和歌山産のフルーツを1つ以上使っている▽メニューや商品に県産品も明示されている、 の3つの基準を満たしたフルーツポンチで、 県に登録されたものをいう。 シャンパンなどのアルコールを使った 「じょわじょわ系」 と非発泡の 「まろやか系」 に分類し、 アルコール入りを 「おとなポンチ」、 ノンアルコールを 「こどもポンチ」 として提案する。

発足式ではスモモやオレンジで白浜の夏をイメージし、 アクセントにプチトマトを添えて仕上げたわかやまポンチなどが紹介され、 「こどもポンチ」 のレシピ開発に携わった和歌山大学附属小学校4年B組の38人も出席。 5つのレシピを披露した。 プロジェクトには世界的なパティシエの鎧塚俊彦氏の賛同も得て、 さらなる商品開発に取り組んでいくという。

South West cafeでは同日から商品提供。 三八波では16日からコースメニューのデザートに、 中心屋では20日からメニュー化されるという。
県はメニューに取り入れた店舗をデータベース化。 市民に情報を提供するほか、 販売促進活動にも力を入れていきたいとしている。

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笑顔で「こどもポンチ」を披露する附属小の4年生



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