2009年07月15日

03.スポーツ

砂山剣友会が2部門で優勝

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チームワークが光り、両部門で優勝を飾った砂山少年剣友会

第40回県スポーツ少年団剣道大会が、那智勝浦町体育文化会館で開かれた。8地方から勝ち抜き選出された代表48チーム(小学生の部32チーム、中学生の部16チーム)が熱戦を展開、和歌山市の砂山少年剣友会が小中学生の両部門で優勝を飾った。小学生は3連覇、中学生は2連覇を達成、砂山の強さが光った。

【小学生の部決勝】
砂山少年剣友会と三輪崎剣道スポーツ少年団が対戦。砂山は先鋒小倉進志がチームを活気づけようと得意の飛び込み面で一本勝ちした。続く次鋒は山本悠介が面で一本取られ劣勢になったが、粘りを見せて打ち返し、合い面で引き分けとした。中堅は決勝まで二本勝ちしてきた加納誠也がハッスル。引き面で一本を奪い、続く合い面で勝利。全試合を二本勝ちで制して2―0とした。引き分け以上で優勝が決定する副将戦は、竹田剛士が飛び込み面で一本を先取したものの後半残り10秒で面を取られ、引き分けで優勝を決めた。
中堅の加納は「全試合二本勝ちができて、超気持ちよかった。今月末にはこのメンバーで全国大会にも行くのでさらに上を目指したいです」と笑顔。大将の阪本大宜は「決勝は小手で一本取られたけど、思いっきり飛び込んでいけたので悔いはないです」と話した。
【中学生の部決勝】
砂山少年剣友会とひのくま剣友会が対戦。先鋒戦は決勝まで負けなしの小倉康志が飛び込み面で鮮やかに一本勝ち。続く次鋒は、嶋本太郎が粘り強い試合を展開して引き分け。中堅戦でも、平井勇士が善戦して引き分けた。副将戦は、萩原裕也が体格差で相手に押されながらも、奮闘して引き分けで1―0のままつないだ。大将戦は決勝まで二本勝ちの加納彰大が抜群の強さで、相手を追い込み小手、飛び込み面で早々に二本勝ちを決めて2―0で優勝を飾った。
先鋒の小倉は「変に緊張せず、伸び伸びと戦うことができました」。全試合二本勝ちを達成した大将の加納は「すべて二本勝ちができてうれしいです。このチームの良さは、一本取られてもどこかで必ずカバーできるところ。これからも一人ひとりが工夫して戦っていきたいです」と喜びをかみしめた。
硯昌宏監督は「今月末は全国大会も控えている。これからも持ち味であるチームワークの良さを生かして頑張ってほしい」と期待を込めた。



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