貴志川高アーチェリー部に期待

2日から滋賀県大津市で開かれる第42回全国高校アーチェリー選手権に、県立貴志川高校(紀の川市貴志川町)アーチェリー部の3人が、団体戦と個人戦にそれぞれ出場する。同部は6月に開かれた県予選で優勝、さらに3年の大浦弘記主将は今月21日に開かれた近畿高校選手権の個人戦で優勝しており、大浦主将は「全国大会でも必ず入賞します」と意気込んでいる。


大浦さんは近畿大会優勝に加え昨年、全日本アーチェリー連盟から優秀な選手に与えられる「ゴールドバッジ」を獲得するなど、将来も楽しみな選手。共に団体戦に臨むのは3年の杉原知聡選手(18)と2年の河原田優利選手(16)で、杉原選手は、4月に開かれた全関西アーチェリー大会で個人6位に入賞。大会に場慣れしてきたことや後輩の指導などでメンタル面が強化。実力が伸びている。河原田選手は、1学年下ながら、試合では積極的に攻めるのが特長。

顧問の吉田慶二監督(32)は「3年生は最後の大きな大会。自分の撃ち方を信じて試合を楽しんでほしい。近畿大会の勢いで優勝してほしい」とエールを送っている。