2009年09月24日

00.社会

金属の飛行機を作ったよ

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真剣な表情で作る子ども

真ちゅうパーツを組み立てて手のひらサイズの飛行機模型を作るイベント「金属製ひこうきをつくろう」が20日、和歌山市本町の複合商業施設フォルテワジマ内のフュージョンミュージアムで開かれた。同市鷹匠町の模型メーカー(有)エアロベースのモデルキットデザイナー岩見慎一社長を講師に、参加者らはナイフでキットから部品を切り取りピンセットを使って慎重に組み立てた。

製作したのは、人類初の大西洋横断に成功したリンドバーグの愛機「スピリット・オブ・セントルイス号」。約1時間かけて完成させた金属製模型は、翼長88ミリと小さいながら精密にデザインされたもの。岩見社長から専用のケースをもらった参加者らは金属飛行機を小さな宝物のように持って帰った。

エアロベースは大手模型メーカーに約10年勤めていた岩見社長が平成8年に創業。現在フュージョンミュージアムの売店で7種類の金属製モデルと和紙を使用したライトプレーンなどが販売されている。

参加した同市金龍寺丁の桐蔭中学校1年、高垣信太朗さんは「組み立ては難しかったが、丁寧に教えてくれたので完成できた。普段はガンダムや戦車のプラモを作っている」と笑顔で話していた。

同ミュージアムのスタッフによると、同ミュージアムを運営する(株)島精機製作所の島正博社長の「子どもたちに手作業を習得させたい」との思いから今後は年4回のペースで続けていく予定という。



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