2009年11月03日

02.政治・経済/05.紀の川・岩出・海南・紀美野/064紀の川市W選 5万票の行方

市議選旧5町別分析<1>

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旧5町の中で有権者数が2番目に多く、 立候補予定者が4人と最も少ない分、 草刈り場の様相をみせている打田地区。 北部の東三谷住民の話では 「一日で6陣営があいさつに来た」 との情報もあり、 他地区がからむ激しい票の奪い合いが展開されている。 同地区有権者数は1万2726人(9月2日現在)。 立候補を表明しているのは上野健氏(62)=無現=、 石井仁氏(34)=共産現=、 谷口和秀氏(42)=民主新=、 榎本喜之(41)=無新=。

上野氏は、 打田地区現職2氏の引退票(計2429票)があり、 保守票を取り込めば安泰。 取材に対しても 「地盤票を固めれば勝てる」 と話し、 1500票超えは確実か。

共産党の石井氏は今回最年少、 毎朝1時間の朝立ちで顔を売っている。 党の目標は1600票。 「評判は 『誠実』 と極めていい」 という。 党員票に加え、 反保守票の上乗せに懸命だ。

打田町議として3期の実績がある新人榎本氏。 前回722票と票が伸び悩んだが、 事務所を住居がある高野から打田に設置し、 市民まつり実行委員会の会長の経験などを生かし広範囲の票獲得に動いている。 1日に事務所開き。 そのままの勢いで選挙戦に持ち込みたいところ。

現職が一番気にする新人の谷口氏。 全く票が見えないが、 前回衆院選の同市の民主比例票は1万7000票。 谷口氏は 「10人に1人でも1700票」 と読む。 これまでに相当地元を固めているとみられ、 今後は地区外に飛び出し戦う。



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