2008年05月20日

2008 04.文化・くらし

勇壮なみこしが復活 加太地区で4年ぶりにえび祭にぎわう

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「通せ、通せ」 のかけ声で練り歩くみこし

和歌山市加太の加太春日神社(井関摩美子宮司)の例大祭 「えび祭」 が17日、4年ぶりに行われた。
加太では伊勢エビが多く水揚げされており、大漁を祈願して各家庭の神棚に供えられたり、祝宴にも用いられたため、春日神社の例大祭はえび祭と呼ばれるようになった。ことしは、神輿の担ぎ手が不足などのため平成16年から中止されていた渡御行列が4年ぶりに復活。天狗、子どもみこし、ギャルみこし、獅子舞、薙刀(なぎなた)振り、稚児行列など600人が参加し、約8時間かけて、消防署前や漁協前など加太の町中を巡った。みこしの担ぎ手が「通せ、通せ」 や 「千歳楽、万歳楽」 のかけ声でみこしを放り上げると、沿道に詰めかけた約6000人の観客から歓声が沸き上がった。
これまで薙刀を回し今回初めてみこしを担いだという幸前洋二さんは 「加太からは年々人が減っているので、毎年1回えび祭でこういう機会があると、ワイワイできてうれしいです。まるで同窓会のようでした」 と話していた。





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