2008年05月24日

2008 04.文化・くらし

7年後の国体までに定着を 県和商の生徒が県民歌を練習中

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「あれ? 間違えた?」 県民歌を練習する1年生たち

和歌山市砂山南の県立和歌山商業高校(田井伸幸校長)は、平成27年の国体までに定着させようと、県民歌の練習を行っている。県民歌は西川好次郎作詞、山田耕筰作曲。歌詞には「和歌山は常春の国、人の和と文化を添えて、いや更に、伸びよ学べよ」 など、温かい県民性が歌われている。同校では和歌山の人間であることに誇りを持ってもらおうと、音楽の授業の一環として県民歌を学ばせ、郷土を愛してもらうことを目的としている。

非常勤講師で音楽担当の中村紘子さん(26)が指導。4月末から練習が始まり、28日には全校集会で全校生が披露の予定。将来的には合唱部が中心となって各式典などで全校生が県民歌を歌えるようにするという。
先日、練習に参加した1年の西村歌穂さん(15)は 「歌詞に和歌山らしさが込められていて、歌っていて心地よかった」 。井口喬太君(同)は 「初めて歌いましたがメロディーがとてもきれいでした」 と笑顔。
県民歌を初めて聞いたとき、その繊細なメロディーに惚れ込んだという中村さんは 「県民歌を覚えて歌うことが、自分たちの住む和歌山を愛することにつながるんだと思います。舞台でもその気持ちを伝えていければうれしい」 と話していた。





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