2008年06月10日

2008 00.社会

梅雨空に笑い声響く 城フェスタ出前天満天神繁昌亭

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熱演する桂枝曾丸さん

城フェスタ実行委員会は7日、和歌山城二の丸庭園で 「和歌山城落語・出前天満天神繁昌亭」 を開いた。
約300人が来場。大阪に60年ぶりに復活した落語定席 「天満天神繁昌亭」 が、やってくるとあって会場の熱気は開演前から沸騰気味。
開演前にあいさつに立った大橋建一和歌山市長は 「前座の大橋です」 と笑わせ会場の雰囲気をほぐした。
トップバッターの桂福矢さんは 「動物園」 で ご機嫌 を伺い、同市出身の人気者・桂枝曾丸さんが、和歌山のおばちゃんに扮(ふん)して和歌山弁落語。「あでー」 の一言ごとに会場は大爆笑の渦。
紀の川市の出身の桂文福さんは、和歌山城にちなんだ 「八代将軍物語」 を一席。県出身の落語家3人のあとは、トリの桂きん枝さんが 「看板のピン」 でしめくくった。
最後に、桂文福さんが 「戦災で焼けた天守閣が再建されて、市民の生活を見つめている」 と、和歌山城を織り込んだ河内音頭を披露。会場の手拍子とともに、にぎやかにフィナーレを飾った。
海南市の衣奈倶子さん(65)は 「落語が好きで、繁昌亭は2度行きました。野外での寄席はライトアップもきれいで、良い雰囲気ですね」 と満足そうに話した。





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