2008年06月21日

2008 04.文化・くらし

劇作家平田オリザさん 星林高で国際理解の講演

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講演を行う平田さん

和歌山市西浜の県立星林高校(平松正昭校長)は18日、国際理解教育を推進する取り組みの1つとして、劇作家や演出家、劇団青年団主宰など多くの顔を持つ平田オリザさんを講師に招いて「対話型の国際理解のために」 をテーマにした講演会を開いた。
講演会には1年生全員の350人が出席。平田さんが海外経験で知った文化の違いや価値観が次々に紹介され、国際理解に必要な日本人としての姿勢が語られた。平田さんは「人間は演じながら生きています。さまざまな文化を含んだコミュニティーの中で、これからは、演劇のように多種多様な役割を演じることが必要となります。演じることを恐れないでください」 などと語った。
ニュージーランドに留学が夢だという国際交流科1年の山内望さん(15)は 「私たちと同じような年齢で広い世界を体験したオリザさんの話はすごく楽しかった。今日の話をこれからの国際理解の勉強に役立てるようにしたい」 と目を輝かせていた。
この講演は1年生を対象として、国際交流活動や国際理解への関心を高めようと、平成4年から、各分野の著名人を講師に招いて講演会が行われているもの。





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