2008年06月25日

2008 03.スポーツ

目指せ!未来のオグシオ 海南高1年の伊藤さん、バドミントン国体へ

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国体出場を決めた伊藤さん

22日に那賀高校で開かれた第63回国体バドミントン競技県予選会の少年女子シングルスで、海南高校大成校舎の1年生・伊藤千明さん(15)が見事3位に入り、代表メンバー入りを果たした。試合では持ち前のねばり強いプレーを発揮し、1年生ながらも全国レベルの先輩たちに肩を並べた。伊藤さんは3カ月後の国体に向けて、「県代表として恥ずかしくないよう全力でプレーしたい」 と意気込んでいる。

国体予選には、5月末に行われたインターハイ予選のベスト8から6人と、4月の選考会で強化指定選手に選ばれていた伊藤さんの計7人が出場。1回戦では那賀高校3年の平野祐花さんに2 - 0でストレート勝ち。続く準決勝では、耐久高校3年の宮下渚紗さんに2 - 0で破れたが、3位決定戦で対戦した那賀高校2年の中野由美さんには、各セット紙一重ながら2 - 0で勝利し、国体への切符を手にした。
伊藤さんはコートの隅をついて相手を揺さぶり、ミスを誘ってチャンスを確実に決める。また、同じフォームからカットやスマッシュを打ち分けて、相手を翻弄するのが得意。各試合では存分に自分のプレーを発揮できた。
伊藤さんは 「本当はベスト8しか出られない大会で、練習のつもりで出たけど、まさか3位に入れるなんて思わなかった。準決勝は負けたけど、自分が思っていた以上に点がとれて良かった」 と笑顔。
同校のバドミントン部から国体出場選手が出るのは数十年ぶりという。顧問の山田和将教諭は 「国体に行くだけでもいい経験。常に高い目標を持ってプレーし、今後の大会につなげていってもらえれば」 と期待を込めている。
国体のバドミントン競技は9月28日から10月1日まで、大分県の日田市総合体育館で開かれる。





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