2008年07月03日

2008 04.文化・くらし

県第九合唱団が指揮者迎え、リハーサル 13日、県文で恒例の「夏の大合唱」

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藤岡さんの指揮で本番に向けて練習に熱が入る団員(1日、和歌山市の児童女性会館で)

県第九合唱団(山本光子団長)の夏の大合唱 「Meet The Orchestra Vol7-奇跡の歌声とともに」(県第九の会主催)が13日、 和歌山市小松原通の県民文化会館で開かれる。 1日には和歌山市児童女性会館で、本番指揮者の藤岡幸夫さん(関西フィルハーモニー管弦楽団主席指揮者)を迎え団員95人が本番に向けて熱の入った練習を行った。

同コンサートはベートーベンの 「第九」 を歌うのみでなく、 いろんなジャンルのクラシックをオーケストラの演奏とともに楽しんでもらおうと7年前に始まったもので、今ではすっかり恒例に。 今回は 『もののけ姫』 などで知られるカウンターテナーの米良美一さんをゲストに迎え、団員と共に 『花』 や、 和歌山ゆかりの曲 『由良の白崎』 (梅田恵以子作詞、森川隆之作曲)他をうたう。
この日、 藤岡さんは 「本番までに(白崎が舞台になった映画) 『釣りバカ日誌4』 を見ておきます」 と時折ユーモアを交えながらも、「ソプラノとバスとのバランスが大切。 歌いながらハーモニーを感じて、 バランスをとって」 と指導、 団員らも真剣に取り組んでいた。山本団長(69)は 「今回はすべてふる里を思う歌です。 小さい時から難病を抱えて自分の生き方を見つけた米良さんと共に、ふる里を思う愛の心が多くの方に伝わればと思います」 と話していた。
13日は午後3時開演。 管弦楽は関西フィルハーモニー管弦楽団。 S席(座席指定)5000円、 A席(当日指定)4000円、 学生2000円。 申し込みなどは和歌山音楽愛好会フォルテ(073・422・4225)。





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