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不思議な名前と形で人気のスカシカシパン
タレントの中川翔子さんが自らのブログ 「しょこたん☆ブログ」 で紹介し、ことし1月には同名の菓子パンも発売された話題のウニ、 スカシカシパン。 海南市船尾の県立自然博物館は和歌山市の浜の宮海岸で9匹の捕獲に成功し、「いろいろな生物」 コーナーで展示を始めた。
波打ち際の砂地に生息して砂の中の有機物を食べるウニ。 一見、 ウニらしいトゲが無いように見えるが、 体表には細かいトゲがいっぱいで、 体を貫通する5つの穴が開いていることから 「透かし」 の名前が付いた。
浜の宮海岸では以前からスカシカシパンの遺骸が多く見られたため、 学芸員が生きた個体の捕獲を目指していたが、 先月、職業体験していた第三中学校の2年生3人が 「なんやこれ?」 と3匹を発見。 同じく職業体験に訪れた巽中学校の2年生3人も捕獲に挑戦したところ、新たに6匹を捕まえた。 直径は約2-6・5cmで、 大きいものは14cmほどまで成長する。
菓子パンのスカシカシパンは、 しょこたんプロデュースでローソンが販売。5月には第2弾として、 ココア生地の上にメロンパンの皮をかぶせた 「メロンしょこら味」も発売された。 同館ではウニと一緒に展示しようとパンを探したが、 人気で在庫が手に入らなかった。同館では 「ぜひこの機会に菓子パンではない、 ウニのスカシカシパンをご覧ください」とPRしている。
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