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八木理事長に千羽鶴を渡す八幡台小学校の児童 |
和歌山大空襲から63年、 平成20年度和歌山市戦災死者追悼法要が9日、 和歌山市西汀丁の汀公園でしめやかに行われた。同公園の戦死者供養塔の前に集まった戦災遺族ら150人は、 和歌山大空襲で亡くなった1400人の魂に黙とうを捧げ平和への思いを新たにした。
主催の和歌山市戦災遺族会理事長の八木良三さんが 「平和と繁栄は、 多くの犠牲の上で築かれた。 このことを後世に語り継ぎ、 再び戦争が起こらないようにするのが遺族の使命だ」 と追悼の言葉を述べた。
市立伏虎中学校、 同八幡台小学校から平和への祈りを込めた千羽鶴の奉納も行われ、 八幡台小学校6年の宇田遥さんは 「平和を願う集会で、 八木さんの話を聞いて戦争の怖さが分かった。 二度と繰り返してはいけない」 と話した。
また和歌山大学付属小学校6年生が平和学習の一環として参加、 小枩郁音さんと前田卓巳くんが代表して平和への願いを述べた。
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