2008年07月11日

2008 03.スポーツ

和工と桐蔭、初戦突破 夏の高校野球和歌山大会

080711_3.jpg

完封でチームを勝利に導いた先発の垣内

第90回全国高校野球選手権記念和歌山大会は2日目の10日、 1回戦3試合が行われ、1試合目で和歌山工業が耐久と対戦。 和工は先発・垣内の被安打1の好投で耐久を2 - 0の完封で下して初戦を突破した。

耐久0000000000
和歌山工業00010100x2

序盤は和工・垣内と耐久・二之段の両先発投手の投げ合いとなった。垣内は184cmの長身を生かしたダイナミックなサブマリン投法で4回まで3者連続を含む5奪三振1安打の完璧な投球。 一方、二之段も左腕から緩いカーブと速球を織り交ぜ緩急自在の投球で打者を翻弄(ほんろう)した。
均衡が破れたのは4回裏。 和工の桑畑が内野安打で出塁し、 垣内の犠打と中村の右前打で1死1、 3塁とすると、 続く川畑がスクイズを決めて1点先制した。
和工はその後、 6回に垣内が左越えの2塁打で出塁し、 中村の右犠飛で2死3塁とすると、 先制のスクイズを決めた川畑が適時中前打を放って、1点加点。 投げては先発・垣内が2回以降無安打投球。 与えたのは1回の1安打のみ。 打たせて取る丁寧な投球で相手打線をゼロに抑え、 完封勝利。初戦を突破した。 完封勝利の垣内は 「今日のピッチングは80点。 次回も打たせてこの調子でいきたい」 と笑顔。 2打点を上げた川畑は「宣誓しチームの期待に応えることができてうれしい」 と胸を張った。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif