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緊張しながら聴診器を使う生徒 |
紀の川市西野山の県立高等看護学院で28日、看護師を目指す高校生らを対象に看護体験や看護学生との交流を目的としたオープンキャンパスが行われた。 5年目のことしは県内の25校から男女合わせて約100人の学生が参加。同校の教育内容や就職状況の説明を受けた後、20人程度に分かれて赤ちゃんの抱き方や血圧・脈拍測定、シミュレーターを使った呼吸音や心音の聴取、聴診器など体験した。 同校では、看護学科一部(全日制、看護師3年課程)に毎年50人を募集(推薦25人、一般25人)。全国平均の合格率が91%の看護師国家試験にも同校は一昨年度、昨年度とも全員が合格。昨年度は県内31人、県外に17人が就職した。「県内でも看護師不足は続いており、22年度でも足らない状況にあります」と話している。
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