和歌山市内の65の郵便局で4日から、「第5回紀州よさこい祭り-おどるんや-」(16、 17日)のPRキャンペーンが始まる。 祭り主催者のNPO紀州お祭りプロジェクト(西平都紀子会長)とのタイアップ企画で、 郵便局に来た人に「ありがとうはがき」 を配布。 祭り当日の和歌山城西の丸ブースにある特設ポストに投函(とうかん)すると、来年の3月9日(サンキューの日)に相手先に届く。 同NPOは、これまでの祭りを通して「ありがとう」 という言葉の大切さを感じてきたといい、 和歌山をその言葉が溢れるまちにしたいとしている。
同キャンペーンは、 紀州よさこい祭りの 「和歌山を元気にしたい」 という思いに共感した郵便局65局が共同で実施。 「ありがとうはがき」 の消印は、 祭りを記念した特別なデザインになるといい、 同NPOでは 「和歌山を世界中のどこよりも、 ありがとうの溢れる街にしたい。 大切な人にありがとうの気持ちを伝えて下さい」 としている。
郵便局(株)和歌山南部地区の小方保寛スーパーバイザーは 「おどるんやの熱い心に打たれました。 『はがき』 を使うということで郵便局に出来ることはと考え、 郵便局をステーションとしました。 一緒に和歌山を元気にしたいですね」 と話している。
また、 郵便局65局は祭りのポスターを店内に掲示、 ガイドブック、 ステッカーも無料で配布。地方車 (じかたしゃ) や同祭りのキャラクター 「おどるんJO (じょー)」をデザインした5種10枚セットの 「おどるんやフレーム切手」 (900円)も14日に発売予定だという。