2008年08月06日

2008 03.スポーツ

北京五輪事前合宿に 仏選手団が昨年に続き和歌山へ

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握手する大橋市長(左)とオリベイエ仏陸上強化部長

8日に開幕する北京五輪の陸上競技に出場するフランス選手4人とコーチなどのスタッフ6人が4日、事前合宿のために和歌山入りし、 ヴロック・オリベイエ仏陸上強化部長が市役所の大橋建一市長を訪問した。フランスの選手が和歌山で合宿するのは昨年の大阪世界陸上以来2回目。 練習場所は紀三井寺陸上競技場で、宿泊は東急イン。 6日には同競技場で選手と小中学生の交流イベントが行われる。

今回、 和歌山で事前合宿をするのはドュアルテ・ソフィー (三千m障害)、ヌゾラ・メゾ・テレザ (三段跳び)、 スコトニック・メラニー (走り高跳び)、ディオネ・レスリ (四百m) の4選手。 参加を予定していたラマル・アドリナ選手(百mハードル) は右ひざのけがのため五輪出場を見送り、 事前合宿にも参加しない。
大橋市長は 「本当に来てくれるのか心配していました」 と話すと、 オリベイエ仏陸上強化部長は 「また来れてうれしい」 と来日の喜びを語り、 漆塗りの宝石箱がプレゼントされると、 「これにメダルを入れたい」 と笑顔で話した。
4選手中3選手が大阪世界陸上で決勝に進出しており、 中でもレスリ選手にはメダルの期待もかかる。
オリベイエ部長によると、 選手村では他競技の選手が多数いるため慌ただしくなり、 15日から始まる陸上選手のストレスは大きい。 さらに選手村から練習場所までが遠いという。 そのため、 フランスだけでなくドイツやギリシアなどの選手も日本を合宿場所に選んでいる。 ただ、 時差に加え日本の高い湿度と暑さには、 「早く慣れたい」 と笑っていた。





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