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高架工事がほぼ完成した紀和駅周辺のJR紀勢線(和歌山市提供) |
和歌山市中之島から同市源蔵馬場までの約1・7kで進められていたJR紀勢線の高架化工事がほぼ完成し、 10月4日に供用開始することが決まった。 この区間の9カ所の踏切が撤去され、周辺道路の安全確保につながるとしている。 大橋建一和歌山市長が19日の会見で明らかにした。
工事は、 国土交通省近畿地方整備局とJR西日本、 市が平成14年8月に協定を結び、 着工。 総工事費は国土交通省が32億3000万円、 市が20億9000万円、 JR西日本が9000万、 合計54億1000万円。
大橋市長は 「南北の分断を解消でき、 北部の下水道整備計画に好影響を与える。 踏切削減による安全面、 バリアフリーの駅舎など地域への貢献度は高い」 と話し、 駅周辺の整備については 「防災公園のようなものを計画しているが、 地元と協議して決めたい」 としている。
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