2008年08月22日

2008 03.スポーツ

県選抜チームが快勝! 日米親善高校野球大会

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3安打2塁打2本と活躍した芝田

日米親善高校野球大会が20日、 和歌山市の県営紀三井寺球場で開かれた。 県選抜チームと、メジャーリーグが野球振興のため設立したアーバンユースアカデミー(UYA)が対戦し、県選抜チームは6回に打者一巡で9点を奪うなど、 18安打の猛攻で16 - 6で快勝。試合終了後は、 両チームが互いのプレーをたたえて握手を交わすなど、 貴重な体験となり、スタンドからは約2500人の観客が温かい声援を送った。

UYA
0100400106
30102910×16県選抜
和歌山は初回、 2死2塁から4番の坂口(智弁)が左越えに適時2塁打を放って先制。 さらに安田(熊野)が適時打で坂口を迎え入れるなど、 この回3点を奪う好調なすべり出し。
5回には米国の力強い打線に逆転を許すも、 その裏に相手守備の乱れなどから2点を奪って再逆転。 6回は、 芝田(智弁)が右越えにこの日2本目となる2塁打を放つと、 勝谷(同)、 浦東(日高中津)らが続き、 打者13人、 計8安打の猛攻で、 この回だけで9点を奪った。
先発した木本(日高中津)は4回を投げて被安打2。 その後は垣内(和歌山工)、 西畑(伊都)、 片井(田辺)、 宮本(南部)、 芝田の継投で強打のUYA打線をかわした。
同日夜に行われた北京五輪野球予選の日米戦は米国に軍配が上がったが、 将来を担う若い選手の戦いは野球王国 「和歌山」 が勝利。 UYAのシングルトンは 「同じ年齢の選手と国を交えて戦えるのは、 有意義なものとなった。 本来の力が出せなかったのは残念だが、 試合するチャンスがあれば次も戦いたい」 と話し、 ヒンショウ監督は 「結果には満足していない。 日本野球と米国の違いは基本プレーがきっちりと鍛えられてるところ」 と感想を述べた。





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