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解体修理された福勝寺本堂 |
国指定重要文化財本堂など3棟の保存修理事業が完成した海南市下津町橘本の福勝寺(安部光正住職)で28日午後1時から、落慶式典が行われる。
平安時代後期に弘法大師が創建したとされる寺。檀家は無く、住職も住んでいないため、約500年前から地元住民が協力して管理している。今回、修理したのは本堂、求聞持堂(ぐもんじどう)、鐘楼の3棟。老朽化に伴い、平成17年から国などの補助で大規模な解体修理工事が進められ、昨年度末に完成した。今年度は住民らで土塀の修理も行った。
式典は橘本区が主催。1時半から法要、2時半から地元の「大正琴ピュアオレンジ」「加茂ウイングロード」による記念演奏会、3時半から大もち投げがある。
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