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仁坂知事と握手をする湯元選手 |
北京五輪レスリングフリースタイル男子60キロ級で銅メダルを獲得した和歌山市出身の湯元健一選手(23)=日体大助手=が4日、 県庁を訪れ仁坂吉伸知事に北京五輪での活躍を報告した。 県は銅メダル獲得をたたえ、 スポーツ競技者関連としては最高の県スポーツ顕賞を贈った。
県レスリング協会の森下正紀会長や和歌山工業レスリング部の山路明監督らとともに県庁を訪れた湯元選手は 「地元の応援が励みになりました。 『絶対勝つぞ』 という気持ちになって銅メダルを獲得できました」 と感謝。 仁坂知事は 「手に汗握って応援していました。 和歌山の誇りです」 と、 郷土出身の湯元選手をたたえた。
五輪前に湯元選手を激励していた仁坂知事は湯元選手の目を見た時に 「やってくれるぞ」 と感じ、 メダル獲得を予感していたという。 今後は 「子どもたちへの指導もしてほしい。 きっと子どもたちは大きな希望を持つことでしょう」 と期待を込めて話した。 また、 湯元選手から銅メダルを首に掛けてもらった仁坂知事は 「こんなうれしいことがあるのかね」 と喜びもひとしおの様子だった。
湯元選手は 「ロンドンでは湯元兄弟で金メダルを取りたい。 全力で練習します」 と今後の抱負を語り、 「和歌山のレスリングが盛んになるように協力したい」 と話した。
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